患者になっても年を重ねてもイロドリ豊かな毎日を

2020.1.14

人生初の坊主頭をおしゃれに変身!抗がん剤治療を乗り切る「ケア帽子」「医療用帽子」の選び方

「患者らしく」より「私らしく」がいい!

オードリヘップバーンをイメージしたスカーフ型 帽子 https://www.kissmylife.jp/

この記事を書いている私は抗がん剤治療による脱毛経験者だ。2014年の冬。腰まであった、ご自慢の長い私の髪の毛は、タキサン系の抗がん剤開始から2週間ほどで、パラパラと抜け始めた。お風呂に入れば、排水管は、髪の毛でつまり、日に日に床に自分の髪の毛が散乱し始た。         

おお・・・ついに来たか。治療の為とわかってはいるものの、日に日に、落ち武者のように、てっぺんから禿げ散らかしていく様子は、やはり、鏡で見るたび、自分が癌であることを痛感させられ、ひどく落ち込んだ。長い髪の毛が抜けると、処置が大変だったので、結局自分でバリカンで坊主にした。ほどなく1か月ほどで、根こそぎ髪の毛はなくなり、つるつるの頭が出来上がっていた。

女優になれない私 

当時、病気で髪が抜ける主人公のドラマが流行っていて、主人公の女優の坊主頭を見ながら、坊主も悪くないんじゃない?なんて思っていたが・・いやいや!!!!!いくら頑張ってみても、女優みたいにはならないのだよ。元のクオリティーが違うんだから!というお声は無視して、、、言い訳させてもらうと、抗がん剤で抜けた髪の毛は、根本から根こそぎ抜けるので頭皮が光ってしまう。おまけに、こっちは眉毛もまつ毛もないのだ。

女優どころか、おばさんを通り越して、おっさんになってしまった。鏡に映った顔を見ながら、悔しさと惨めさとで、嗚咽するように洗面台で、泣いてしまったのを昨日のことのように覚えている。

ケア帽子選びに奔走・・が、撃沈

つるつる頭をそのままにしておくわけにはいかない。そこで病院の売店やネットで探し、ケア・医療用帽子を必死で探しあれこれ買ったのだが、どれこもれも被った瞬間。。えーん!!~ださっ。ださすぎる(泣)

アパレル歴の長い私は、手にした、帽子の縫製、素材をみて、怒りさえこみ上げえてきた。生地が薄すぎて、頭の形が丸見え。まるで水泳帽みたいなのだ。それに、ケア介護用品って、ファンシーな雰囲気のものばかりだ。柔らかな雰囲気が病人にはいいとの心使いなのか・・でも、そのカラーや雰囲気は、いかにも病人臭いのだ。それでは、気持ちまで、病人になってしまう。そして、病人らしい姿を、両親に見せるのはとても、心苦しかった。。

装うことは、私を取り戻すこと

そんなわけで、結局、大好きなオードリヘップバーンが、映画で頭にまいていたようなスカーフ型のケア帽子を作ることにした。フランスから生地を購入し、型紙をおこした。嬉しかったのが、孤独な闘病中、看護師さんや同病の人たちに、「どこで買えるの?」と声をかけられたことだ。カフェで横にいた、見知らぬマダムからも、「その帽子素敵ねぇ」と、ほめられたこともあったりして。がん友にプレゼントしたりもした。

筆者が最初に作ったケア帽子 スカーフ型 治療中も顔色が綺麗にみえるようなパールカラー

そうやって、がんになって自尊心がボロボロになっていたけれど、少しずつ、私を取り戻していった。

とまぁ、前置き長くなってしまいましたが、、私が長い抗がん剤中に、どんなケア帽子を選ぶと、素敵に小顔に(笑)みえるかを、かなり、研究したので、ポイントを押さえながら説明します!

おすすめケア帽子の選び方

1・生地は、汗を吸い取り通気性がよいもの 

抗がん剤中は、ホットフラッシュで、頭に沢山、汗をかくので、吸水性が良いものがおすすめです。裏生地等は、肌に優しい、綿100%がおすすめです!

2・生地が薄すぎない

生地が薄すぎるものや、ふにゃふにゃしすぎた生地だと、頭の形がクッキリ。ペタッと頭皮にくっつくと、いかにも、患者さんという風貌だし、顔が大きくみえてしまいます。

3・色味にこだわる!

治療中は、顔が黒ずんでしまったり、お化粧しない日もるから、すっぴんでも顔うつりの良いカラーをおすすめします。黒、紺色などは、定番で、お洋服に合わせやすいのでおすすめです。パステルや淡い色を選ぶときは、顔なじみが難しいので、光沢のある色味や、コサージュなどでワンポイントあると、顔が明るくなります!思いきって、ちょっと派手な柄物で自分を元気つけてもいいですよね♪

4・小顔にみえるかどうか!

これ、意外と大事っ!治療中だってやっぱり、少しでも小顔に可愛らしく見せたい(笑)頭皮にぴったりとくっつくニットは、顔が大きく膨らんで見えてしまいます。ニットタイプなら、少し余裕をもってクシュっとかぶれるもの、バンダナやスカーフは、襟足から生地が正面から見えているだけで、お洒落に小顔に見えます!

5・やっぱり、かわいい~!と思えるものを。

辛いときこそ、好きなカラーで気持ちをあげたり、余裕のある日は、色々アレンジしてみたり、コーディネイトを楽しんだり、ちょっとした息抜きになったらいいですよね。手持ちのケア帽子がない時は、90㎝×90㎝の大判のスカーフをアレンジするのもおすすめです。

「患者らしく」より「私らしく」いられるものを♡

女性にとって、髪がぬけることは、治療のためとはいえ、とてもしんどい事ですよね。でも、抜けた髪の毛を隠すだけでなく、治療中であっても、素敵なケア帽子やケア用品を選んだり、ファッションを楽しむことで、「患者らしく」より「私らしく」治療を乗り越えられればいいかなと思っています !

裏生地はオーガニック、クシュっとかぶれて小顔に見える ケア帽子

患者になっても年を重ねてもイロドリ豊かな毎日を             💛ケアブランド「KISS MY LIFE」💛は治療中の経験から、素材や形にこだわったケア帽子(マジークハット)や入院グッズ、オシャレで機能的なケア用品をを取り扱っています。詳しくはこちらから

https://www.kissmylife.jp/

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編集長RYOKOの小話の記事