加湿器だけでは対策不十分ってほんと?加湿器を正しく使って肌の乾燥を乗り切ろう!


日に日に秋も深まり、冬の足音も近づいてきました。冬が近いということは…そうです!!お肌の大敵である「乾燥」の季節はもう目の前です。
乾燥するとお化粧のノリが悪くなるだけではなく、肌荒れやかゆみ、赤みが出るなど、多くの肌トラブルの原因を引き起こします。そういったことから、冬は他の季節以上に乾燥対策をしなければなりません。
加湿器の使い方、間違っていませんか?
みなさんは加湿対策してますか?エアコン以外の暖房を使う、濡れたタオルや洗濯物を室内に干す、浴室の入り口を開けておく、などの対策も効果的ではありますが、お部屋全体の湿度を継続的にあげてくれる加湿器は私たちの強い味方ですよね!
しかし、実はこの加湿器、使い方を間違えるとかえってシワやたるみの原因になると言われています。一体どういうことなのでしょうか?!
そもそも加湿器の効果って?

一般的に、ウィルスなどの飛散を抑えたり快適に感じる湿度は、55~60%と言われています。そして美肌の為にキープしたい湿度は60~65%です。加湿器は乾燥の季節に快適な湿度管理をしてくれるので、お肌のトラブルを予防する効果が期待できます。その他にも、風邪やインフルエンザの予にもなります。また、湿度は体感温度にも影響しますので、湿度を上げることで代謝が良くなったり、冷えなどを防ぐ効果もあるそうです。
保湿対策、加湿器だけで安心しないで!

実は私は以前、「加湿器を使えば、湿度が保たれているので安心♫加湿器は美肌効果があるのかな?」と思っており、特に他に冬の乾燥肌を行っていなかったのですが、実はこれは大きな間違いなんです!実は部屋を加湿すること自体に肌の保湿する効果がある訳ではないんです!加湿器を使うと、肌がもちもちした気がしますよね。しかしそれは肌に水分がつくのでそのような感覚になっているだけ。ほんの一時的なものなのです。しかも、放っておくと水分が蒸発し、逆に乾燥肌の原因となってしまうことがあるんです。大切なのは、加湿と同時に肌の保湿も行うことです!化粧水や乳液、保湿クリームをたっぷりつけて乾燥を防ぎましょう。
正しい加湿器の使い方、知っていますか?
ここでは私の経験談を含め、意外とみなさんが勘違いしやすい「あるある」をご紹介し、加湿器の正しい使い方をご紹介します!
加湿器の蒸気を直接肌にあてないで!
近年は加湿器の種類も豊富で、コンパクトな加湿器が増えています。皆さんの中にも自宅やオフィスの机の上や枕元に置いている人はいらっしゃるのではないでしょうか。と、ここで注意点が一つあります。加湿器から発生する蒸気を直接肌に当てないようにしましょう。私は「美顔スチーマーのように蒸気を顔に当てたら美肌になるのかな?」と思っていたのですが、これも大きな間違いです。加湿器と美顔スチーマーは違います!保湿を求めて加湿器の蒸気を肌に当てると、水分が蒸発するときに本来肌に含まれていた水分も一緒に逃がしてしまい逆効果になってしまいます。加湿器はあくまで部屋の湿度を高めるものなので、直接肌に当てることはやめましょう。加湿器を正しく使って乾燥対策をしましょう。
湿度は高ければ高い方が良い、は大間違い!
加湿器をつけて湿度を上げれば上げるほど肌やのどに効果があるのでしょうか?実はそれは間違いです。冒頭でもお伝えした通り、美肌の為にキープしたい理想の湿度は60度~65度です。湿度を上げすぎてしまうと、カビやダニの温床になってしまい、アレルギーの原因にもなってしまいますし、肌も乾燥しやすくなって逆効果です。適正湿度を守って正しく効果的に加湿しましょう。
まめなお手入れを
皆さんは定期的に加湿器のお手入れをしていますか?ずっと加湿器を使っていて、あまりメンテナンスできていない時がありませんでしょうか?実は加湿器内部を清潔に保っていないと、水垢などがどんどんたまってしまいます。それがカビ発生の原因となってしまい、空気中にカビを含んだ蒸気が蔓延してしまう可能性があり、かえって体に悪影響が悪くなってしまいます。加湿器の定期的なメンテナンス、とても大切です!
加湿器を選ぶときにチェックしたいポイントは?

加湿器は種類が多く、自分に合ったものはどのタイプなのか、悩みますよね。実は加湿機の種類は大きく分けて4タイプあります。大きさや加湿方式、購入費用、電気代、衛生面などタイプによって様々です。異なります。ここではそれぞれの特徴や正しい選び方を加湿器選びのポイントをご紹介します。
- 超音波式加湿器
超音波でミスト(霧)を発生させる技術を使った方式です。超音波の振動が水面に伝わると水面の一部分が隆起し、微細なミストが発生します。このミストにファンで風を当て、空気中に拡散することで部屋の加湿を行います。ヒーターを搭載しないシンプルな構造です。
・毎日こまめにお手入れできる方
・安価なものを探している方
・場所を取らずに使いたい方
におすすめのタイプです。
メリット:ヒーター非搭載のため、室温に影響を与えません。比較的安価で電気代も控えめでお財布に優しいタイプです。また、コンパクトで設置しやすいほか、デザイン性の高いモデルが多いのも特徴です。ディフューザーのようにアロマオイルを入れ、香りを楽しめるモデルもあります。
デメリット:お手入れが少し大変です。お手入れを怠るとタンクやトレー、フィルターに雑菌が繁殖してまい、そのまま水滴に載せて雑菌を空中に放出される可能性があります。水滴が乾いた箇所にカルキが残る場合もあり、まめなお手入れが必要になります。また、水の粒子が大きいため、壁紙やカーテンなど周囲にあるものを湿らせたり傷めたりする場合も。水滴が落ちて床が濡れて滑りやすくなるリスクもあるほか、空気が含める水分限界量に関係なく加湿し続けることができるため、過加湿にもつながりやすくなります。
- スチーム式(加熱式)加湿機
水をヒーターで加熱して蒸発させ、その湯気(水蒸気)をファンで空中に送り出して加湿します。やかんでお湯を沸かすイメージの加湿機です。
・清潔な水蒸気で加湿したい方
・湿度をスピーディーに上げたい方
・室温を上げながら使いたい方
におすすめのタイプです。
メリット:
水を沸騰させるため、菌が繁殖しにくいのが特徴です。ヒーターは高温の蒸気を放出するため、室温を上げる効果もあります。短時間で湿度をあげることができます。広い空間にも対応しやすいタイプです。
デメリット:電気料金は高めです。また吹き出し口が熱くなり、蒸気に触れると火傷のリスクがあり、お子様やご高齢の方がいらっしゃるご家庭は注意が必要です。また加湿しはじめれば一気に湿度をあげることができるのですが、水が沸騰するまでは少し時間がかかります。蒸発スピードが速い分、カルキが付着しやすくなります。
- ハイブリッド式(加熱気化式)加湿機
水を含ませたフィルターにヒーターとファンでつくった温風を当て、水分を気化して放出します。濡れたタオルをドライヤーの温風で乾かすようなイメージです。
・清潔に加湿したい方
・湿度をスピーディーに上げたい方
・小さいお子様やご高齢の両親がいらっしゃるご家庭
におすすめのタイプです。
メリット:
スピーディーに加湿することができます。水の粒子が小さいので雑菌の放出が抑えられ、衛生的です。また、加湿した風を遠くまで届かせることができるので、広めのお部屋でもしっかり加湿することができます。
吹き出し口が熱くなるなどの心配もなく、小さいお子様やご高齢の両親がいらっしゃるご家庭でも安心してお使いいただけます。
デメリット:
ヒーターを搭載する分、気化式より消費電力が大きいため、本体価格も数万円代と高くなります。
- 気化式加湿機
水を含ませたフィルターに、ファンで風を当てて気化した水蒸気を放出する仕組みです。
・電気代を抑えたい方
・清潔に加湿したい方
・小さいお子様やご高齢の両親がいらっしゃるご家庭
・広いリビングでしっかり加湿したい方
・結露やカビを抑えたい方
におすすめのタイプです。
メリット:小さい水の粒子を発生させるタイプなので雑菌の放出が抑えられます。ヒーターレスなので電気料金がほとんどかからず、熱くならないので火傷も心配もありません。お部屋の空気が水分で満たされたら自動で加湿量を調整、加湿し過ぎを防ぐ自己調湿機能があります。
デメリット:
加湿能力を得るためには送風量が多くなりがち。モデルによっては、モーター音やファンの風切り音がうるさく感じることも。
最後に…

今回は、以外と知られていない加湿器使用の注意点や加湿器選びのポイントをご紹介させていただきました。冬の足音がそろそろ聞こえてきそうな季節になりました。加湿器を正しく使いこなしながら、乾燥する冬を乗り切りたいですね!
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